ノアのオイル交換方法【ZRR80W】写真付きで徹底解説

DIY節約
初心者
初心者

ノア(ZRR80W)のオイル交換って初心者でもできるのかな?

エンジンオイルの量はどのぐらい使うの?

工具、必要なものはなに?

経験者ゆうパパ
経験者ゆうパパ

初心者でも大丈夫です。

この記事を読めば、初心者でも自分でオイル交換出来るようになります。

必要なオイルの量。ドレンボルトの締め付けトルクがわかります。

必要なものリストを準備して挑戦しましょう。

自分で交換するとお金の節約や、時間の節約になりますよ。

 自分でオイル交換するメリット、デメリット。

メリット

  • 工賃がかからないため安くなる
  • 好きなエンジンオイルを選択できる
  • 車の状態を把握できる

デメリット

  • 作業時間がかかることがある←初めは作業に時間かかりますが、店舗で行う場合も移動時間や作業時間、待ち時間がどうしてもかかります。その為私は時間の節約にもなっております。
  • 交換作業中にケガのリスクがある←この記事を読んで作業の流れを確認してみてください。一つ一つの作業を丁寧に行い、ケガや失敗のリスクを減らしましょう。
  • 廃油の処理が面倒である←廃油の処理はガソリンスタンド等に引き取ってもらうか、ポイパックを使用し家庭用ごみと一緒に捨てるかの2択になります。私は多少の費用は掛かりますがポイパックを使用し家庭用ゴミです。なので特に面倒なことではありません。

 上記のデメリットはこの記事で最小限にすることが出来ます。

エンジンオイルの交換時期

半年もしくは3000km~5000kmどちらか早いほう

ジビアコンディションorターボエンジン車は3000kmごとの交換がいいそうです。

シビアコンディションとは

  • アップダウンの激しい道路を走行している。
  • アイドリング時間が長い。
  • 低速域で走行する頻度が高い。
    • 一日の走行のうち、30km程度の距離を時速10~15kmで走行していると該当します。
  • 短距離運転を繰り返している。
    • 走行距離が一回あたり7~8km以下のことを言います。
  • 過走行をしている。
    • 1年で2万kmは過走行と判断されます。

通常の方は5000kmごとの交換です。

必要なものリスト

 オイル交換はいくつか用意しないといけないものがあります。最初はお金が掛かってしまいますが何度か行ううちにすぐに元が取れてしまいます。

 特にジャッキ、ジャッキスタンド、タイヤストッパー、トルクレンチはタイヤ交換にも使えるので高いと思うかもしれませんがすぐに元が取れます。

必要なものリスト

1.ジャッキ


2.ジャッキスタンド


3.タイヤストッパー


4.トルクレンチ


5.エンジンオイル

 80系ノアの場合0W-20

  ・オイルのみ交換:約3.8L

  ・フィルター交換:約4.2L



6.メガネレンチ

 14㎜と17㎜のレンチがあると多くの車に対応できます。(ノアは14㎜です)


7.オイルジョッキ

 私はノズルの短いものを使っていましたが、長いノズルのほうが使いやすい為次はこれにしようと思っています。


8.パーツクリーナー


9.ドレンパッキン




10.油ふき取りクロス


11.ニトリル手袋


12.ポイパック


13.軍手

ホームセンターでの購入をお勧めします。

14.ソケット(80系ノア:14㎜)


  1. 養生するための段ボール、古紙、新聞紙

オイル交換手順

オイル確認

  1. レベルゲージを抜いてオイルをクロスでふき取る。
  2. もう一度奥まで押して抜いた時のオイル量を見ます。
    • 上限と下限の間にあることを確認してください。

初めは何度もチェック行いレベルゲージの見方に慣れてください。オイル交換の第一歩です。

5分暖気する

エンジンを5分ほどかけエンジンオイルを温めます。

オイルは温めるとさらっとしてくるのでオイルを抜くときに抜けやすくなります。

ジャッキUP

〇の部分が突起になっています。

ジャッキスタンドをかけるところです。前輪の後ろ側にあります。

手順

  1. 後輪にタイヤストッパーをかける。
  2. ジャッキを前のジャッキアップポイントにかけ上げていく。
  3. 上げたら前輪のジャッキアップポイントジャッキスタンドをかけ車体を少し下げる。

エンジンオイルを抜く

  1. フィラーキャップ(オイルを入れるところ)とレベルゲージを少し開ける
    • エンジンオイルが抜けやすくなります。
  2. ドレンボルトの下に段ボールや古紙、新聞紙等を式エンジンオイルが垂れてもいいよう養生します。
  3. ドレンボルトの下にポイパックを置きドレンボルトを緩めます
    • メガネレンチ使用。もし中々緩まなかった場合トルクレンチ使用するといいです。
    • 手でドレンボルトを緩めオイルを抜きます。(5~10分放置
    • エンジンオイルが熱いのでヤケドに注意してください

ドレンボルトについていたドレンパッキンを交換

必ずオイル交換時に交換が必要です。

オイルパンにドレンパッキンがついて取れないときはマイナスドライバを使用して取りました。(マイナスドライバーにクロスをかぶせてドレンパンに傷がつかないようにするといいです)

ドレンボルトをつける

  1.  ドレンボルトに新しいドレンパッキンをつけボルトを締めていく。
    • トルクレンチで締め付ける。(80系ノアは35Nで締め付ける)
    • 締め付けすぎに注意してください
  2. 締めたらパーツクリーナーでオイルの付いたところをふき取る。仮にオイル漏れがあったときはしっかりふき取りしてあると発見しやすいです。

ジャッキスタンドを外しジャッキダウンする

必ず車体の下の物をかたずけて行ってください。

エンジンオイルを入れる

  1. オイルジョッキにオイルを注ぐ。
    • 初めに入れるときは少なめに入れるようにしてください。多く入れすぎたらまたオイルを抜かなければならなくなります。
    • 80系ノアの場合
      • オイルのみ交換 約3.8L
      • フィルター交換 約4.2L
  2. フィーラーキャップを締める
  3. レベルゲージでオイル量をはかる

1、2分エンジンをかけてオイル量を確認

  1. エンジンをかけ1、2分経ったらエンジンを切ります。
  2. レベルゲージでオイル量を確認

片付けと記録

  1. ポイパックのオイルの袋を付属の結束バンドで締める。
    • 結束バンドで締めるときペンチを使用すると強く締めることが出来ます。締まりが甘いとオイルが漏れてしまうため注意です。
  2. 工具、その他の道具の片づけ。
  3. 100均の紐付きナチュラルタグを使い次の交換時期を記入。
    • 日付は半年後、エンジンオイル交換は5000kmごとの交換なので現在の距離に5000km足した距離を書き、ワイパー・ウォッシャースイッチ等に掛けておいてください。
  4. お好みで車のメンテナンスアプリに記録
    • スマホのアプリで整備記録を残しておくと便利です。

まとめ

  • 必ずエンジンオイル交換に必要なものを用意してから行ってください。ないものがあると車で買いに行くことも出来ないため注意必要です。
  • オイル交換手順に従って赤線に注意し行ってください。初心者の方でも見て出来る内容になっています。(実際、私自身何の知識もないところからやり方を調べ出来るようになりました。)

 オイル交換に慣れるとタイパ(タイムパフォーマンス)になり。節約にもなるので是非挑戦してみてください。

エンジンオイルの交換に慣れたら20L 缶の購入をお勧めします。特に車を一家で2台所有されている方にはお勧めできます。


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